外出禁止が解かれてから慌ただしく仕事が始まり、気がつけば8月🍉
すっかりバカンス期に突入です




コロナの第2波が心配されてはいますが、
例年通りパリの地元民はバカンスに旅立ち、
今年はさらに観光客も少ないので街はスカスカ





私のアパートもシーンとしています
この時期空き巣が増えるのでちょっと怖い





今年は国内で過ごそうと言うフランス人が多いようで
南仏に人が集中している状態ですが、


それと同時に
観光客が少なく混雑しないパリに行こうと
地方から上がってくる人たちもパリ市内でチラホラ見受けられます




8月4日付けのフランスでの
新規国内感染者は550人



じわりじわりと増えていっている状況を踏まえ
パリ市内ではセーヌ川や運河沿い、
ソーシャルディスタンスを取る事ができない屋外の場所でのマスク着用義務が
検討されています







外出禁止中の間でさえマスクの是非が毎日の様に議論されていて
マスクをつける事に抵抗のあったフランス人の間でも、

最近は定着してきたのか、罰金の効果か、、、

マスク着用を守っている人が増えている様に感じます





先入観と偏見で
フランス人は適当なのかと思いきや、

一度納得して受け入れてしまえば日本人の様にむしろそれ以上に
マスクやアルコール消毒についてきちんと気を付ける人が居るなと、、、



お店の店員さんもお客に徹底して消毒を促しますし
安全な距離を測る様に頻繁に注意をしていますし


街中をフェイスシードルで歩く人も割と見かけますし


下の階に住むおばさんは靴を外に出す様になりました
そこ皆んな通るんですけどね



当たり前ですけど、フランスも意外とちゃんと❓しています








さて、こんな中
日本への帰国便は7月から運行しています
飛行運賃は例年並みです

但し、フランスからは日本国籍を保持している人しか日本に入国できません
ご夫婦のどちらかがフランス人のご家庭は、今年は帰国を諦めている人が多いです



日本人であっても、飛行場に着いたらまずPCR検査
陰性であっても14日間隔離

飛行機の中でもマスク着用

飛行場から自宅までの公共交通機関の利用は禁止

といった条件があります







私の友人に昨年ワーキングホリデーで渡仏して
今年の7月にビザが切れるので帰国しなければならない人がいました


いやー、何て時に渡仏したのでしょう
ある意味すごい歴史的なタイミングです


昨年は昨年で黄色いベスト運動があり大規模ストライキがあり
それからのコロナですからね・・・





彼女は日本に到着後、
7時間待って検査の結果が出て陰性でしたが、
東京でまだ隔離されている状態です



家族の迎えがあれば自宅へ帰れて自宅謹慎ですが
彼女の実家はそれができる距離でもなく


宿泊代は自己負担で14日間が明けるのを待っている様です






日本で看護師だった彼女曰く、


コロナウイルスの怖さもありますが、
日本に帰ってからどう行動すれば良いのか、

帰国して来た事に対して周りからどう言う反応をされるのかが怖いと言っていました




その気持ちが良く分かったので私も心配で、、





彼女はビザの都合もあり帰国しなければならなかったのですが、


スーツケースで移動している時点で白い目で見られるのではないか、

田舎に帰ると御近所に何を言われるのか、





自分が万が一保菌者で、周囲に大変な迷惑をかける不安も
もちろんあるのですが、

そう言った面でも帰国する為に勇気が必要なのです







一年に一回は日本に帰りたいのですが
暫くは無理そうです






安心して行動できる日が早く戻ります様に